『すららの口コミ・評判ってどう?』
『すららの料金は?』
『メリットだけじゃなくて注意点も教えて?』
と考えることもありますよね。
今回は、無学年式オンライン教材「すらら」の口コミ・評判を解説していきます。
集団で進む学校の勉強で、一度置いていかれると「わからない」がどんどん積み重なっていって、気が付いた時にはとてもじゃないけど追いつくのが難しい…なんてことがありますよね。
とはいえ、学習塾や通信教育をみても既に先取り学習をしている場合も多いです。
そして、家庭教師は頼むにしても高いし。。と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか?
今回はそんな家庭向けに「インターネット教材すらら」を解説してきます。
すららは「無学年方式」を採用するオンライン通信教育サービスです。
無学年方式とは、その名の通り、生徒の学年に囚われず学習を進める方式で「学年式」と対比されます。
よくある通信教育では、この学年式が採用されていることが多いです。
学年式は、学校の授業より少し進んだ学習範囲の教材が、毎月決まった時期に届く方式です。
無学年式のため、学校の勉強についていけない子でも自分のペースでしっかり勉強を進められます。
また、勉強嫌いや不登校、発達障害の子にもおすすめの通信教育と言われているのでその理由を詳しく紹介します。
実際のすららの利用者の口コミ・評判も解説するので参考にしてみてください!
すららはどんなサービス?
すららの最大の特徴は「無学年式」のオンライン通信教育です。
学年問わず、さかのぼり学習や先取り学習ができます。
対象年齢は「小学生~中学生、高校生」となっています。
キャラクターが対面式に教えてくれる教材で飽きずに理解しやすいと好評です。
またすららコーチという存在が子供の特徴を把握して、学習計画を立てサポートしてくれる点も嬉しいポイントです。
その自由度やサポート力の高さから、
・勉強嫌いな子
・海外子女
・不登校
・発達障害
・学校の勉強についていけない
という家庭でも非常によく使われる教材になっています。
家庭学習の教材としてだけではなく、全国の学習塾や私立学校でも使われており、信頼できる教材と言えます。
次に料金を確認していきましょう。
すららの料金は?
すららの月謝費用はどうなのでしょうか?
すららの料金は無学年式のため「何教科受講するか」でコースが分かれています。
また、「毎月継続」か「4か月継続」かでも少し料金が変わります。
お子さまに合ったプランを探してみてください。
共通して入会費があります。
入会金は、
小中・中高5教科コース:7,000円(税別)
小中・中高3教科,小学4教科コース:10,000円(税別)
となっています。
3教科(国・数・英)コース
3教科コースは、国語、数学、英語です。
小中コースは、小学生から中学生までの内容。
中高コースは、中学生から高校生までの内容となります。
3教科 | 小中コース | 中高コース |
毎月支払い | 8,000円 | 8,000円 |
4か月継続 | 7,480円 | 7,480円 |
4教科(国・数・理・社)コース
4教科は「小学コースのみ」となっています。
3教科コースとの違いは、英語の代わりに理科、社会が入っています。
4教科 | 小中コース |
毎月支払い | 8,000円 |
4か月継続 | 7,480円 |
5教科(国・数・理・社・英)コース
次に5教科プランの料金です。
5教科 | 小中コース | 中高コース |
毎月支払い | 9,980円 | 9,980円 |
4か月継続 | 9,480円 | 9,480円 |
5教科の講座を受けても1万円を超えないのは家計にとっては嬉しいポイントです。
豊富なコースと料金体系があるので、お子さんの学習状況に合わせて選んでみてください!
すららのメリット(効果)は?
次にインターネット教材すららのメリット・効果を解説していきます。
実際の利用者の声も含めて解説するので参考にしてみてください!
1.無学年方式だから自分のペースで進められる!
すららは無学年方式を採用し、学年に囚われない学習を提供するサービスです。
これにより、生徒が分からなくなってしまった単元も必要に応じて復習ができ、理解を積み上げることができます。
おいていかれる心配もないでしょう。
これは学年式にはない特徴です。
例えば、中学生のお子様が二次方程式でつまずいているとしましょう。
一般的な指導および学年式の教材では、この悩みに対して「二次方程式の問題」を数多く解くことでアプローチします。
文字式の扱いになれていない故につまずいているのであれば、このアプローチは効果的でしょう。
しかしこれは、今までの学習に積み残しがない場合に限ります。
つまり中学校の範囲以前に、速さの問題の解き方や、桁数の大きい割り算など、小学校の算数の理解に積み残しがある場合、効果は見込めないのです。
その時必要になるのが、学年に囚われない学習です。
これにより「授業で分からないところが出る→勉強につまずき、学習を避けるようになる→学習範囲が進み、ますます勉強が分からなくなる→授業が分からなくなる→…」という理解の負のスパイラルを断ち切ることが期待できます。
また、学年に囚われないということは、さかのぼり学習だけでなく、先取り学習も可能です。
お子様の理解度に根本からアプローチする学習方式は、すららの最大の特徴と言えるでしょう。
2.生徒・保護者・コーチで連携して進めるから安心できる
学習とは本来、自ら進んで行うことで定着が期待できるものです。
そう意味では、学習は全て「生徒自身」の問題とも言えます。
しかし、学習の習慣がない、学習の仕方が分からないお子様にそれは大変酷なことです。
「勉強が苦手」以前に「机に向かうことが苦手」なお子様も案外多います。
そのようなお子様には、周りのサポートが必要であり、すららはその体制が整っています。
すららのコーチはいわゆるサポーターの様な役割で、学習カリキュラムを組んでくれることに加え、ネット上で学習の質問・疑問に答えてくれます。
これなら安心してお子様の学習を任せられそうですね。
また、すららの学習サポートはそれだけでなく「すららの勉強ペアレントトレーニング」という講座が用意されています。
これは「お子様の自発的な学習習慣を育てる具体的な方法をすべて身につける」ことを目的としています。
学習習慣のないお子様にとって、保護者様の協力が必要であることは言うまでもありませんが、一体どうしたら良いのか分からない場合も少なくないでしょう。
すららはペアレントトレーニングを用意することにより、その悩みにアプローチします。
つまり、生徒・保護者・コーチの三人四脚で学習を進めることが出来るのですね。
3.不登校/発達障害/帰国子女の子どもにも使いやすい教材
学習の理解に積み残しがあるお子様の中には、勉強嫌い/不登校/発達障害/帰国子女などの背景を抱えている場合もあるでしょう。
すららは無学年方式を採用しているため、生徒ごとに合った学習が可能です。
ただ、すららの優れた点はそれだけではありません。
例えば、不登校のお子様の場合。
すららで適切な学習に取り組めば、学校を欠席しても出席扱い(条件あり)となります。
文部科学省はIT等を活用した自宅学習に取り組めば、生徒が不登校であっても出席扱いにするという方針を定めているのですが、当然、それには条件があります。
すららはその条件を満たしているのです。
また、発達障害のお子様の自立学習をサポートするため、「子どもの発達支援室」を設けています。
更に小学校低学年コースの教材は、発達障害を科学的に研究する専門機関と共同開発しています。
学力診断テストもきちんと設けられているため、日本とは指導要領が大きく異なる外国で勉強していた帰国子女のお子様に「どこに理解のアナがあるのか」チェックすることが出来ます。
ちなみに、すららには学力診断テストの他に、定期テスト機能、小テスト機能などが設けられています。
「うちの子は全然落ち着きがない」 「何をやってもすぐに飽きてしまう」 「先生から授業中に立ち歩いていると言われる」 「順番を待てずに友達とトラブルばかり」 「空気が読めないので一人になりがち」 お子さんのこういった振るまいが思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そう…
4.飽きない学習システム成績アップしていく!
すららには学習に苦手意識がある子でも楽しく続けられるようにするため、飽きさせない工夫が施されています。
その工夫を以下に紹介します。
①短時間の学習の積み重ねるシステム
すららは15分ほどの学習を積み重ねることで授業が進んでいきます。
また、レクチャー動画そのものの時間は5分ほどで、集中力が続かないお子様でも学習に取り組み、継続しやすいです。
発達障害などの理由によって長時間連続した学習が難しいお子様も無理なく進められるでしょう。
また、隙間時間の有効活用も期待できます。
②授業がの対話型
すららの授業はお子様が飽きないよう、対話型で行われます。
具体的には、生徒の年齢に合ったキャラクターが分かったかどうか確かめる質問を投げかけながら学習が進みます。
そのキャラキターのセリフが理解度に応じて変化するのですから、素晴らしい工夫ですね。
これらの工夫により、授業が一方通行で終わりません。
また、見る/聞く/書く/読む/話すなど、様々な感覚を使いながら学習を進めるシステムであることも、飽きにくい理由のひとつです。
人間は複数の感覚を刺激しながら学習すると物事を覚えやすいそうですから、そう言った点でも学習の定着が期待できます。
5.インプット・アウトプットを繰り返すから定着する!
すららにはAI搭載ドリルが採用されており、授業を聞いて理解したらすぐにドリルに取り組み、その場で添削される流れとなっています。
勉強に必要なのはインプット(授業を聞いたり、覚えたりする)・アウトプット(実際に問題を解く)の繰り返しです。
すららではその繰り返しが自然と行えるので、確実な基礎の定着が見込めます。
また、ドリルで間違えてしまった問題はすぐに解説されるので、理解の積み残しをさせません。
6.多彩な解答形式を採用していて理解が深まる!
タブレットやPCを用いたオンライン教育で採用されがちなのが「並び替え」問題です。
これは手軽に解答できるため、学習にも取り組みやすいでしょうが、何度も繰り返すと答えを覚えてしまい「理解していなくても」正解してしまいます。
すららではこのような事態を防ぐため、並び替えだけでなく、記入式やディクテーション式など、多彩な解答形式を採用しています。
これにより、実践的な学力の獲得が期待できます。
また、多彩な解答形式が用意されているからこそ、一人ひとりに合わせて問題の難易度をコントロールすることが出来ます。
例えば英語の並び替え問題で、記述式で間違えてしまった場合、同じ文章を並び替えの形式で出題することにより、難易度がコントロールされるということです。
すららのデメリット(注意点)は?
様々なメリット・特徴があるすららですが、当然、注意点もあります。
1.入会金が掛かる
すららの利用料金は1か月あたり約7,000~10,000(+税)程度ですが、これとは別に入会金が発生します。
ただし、入会金無料キャンペーンが行われている場合もあるため、公式ホームページをチェックしましょう。
2.安くはない利用料
すららは小学校~高校までの範囲をカバーしておりますし、様々な工夫・機能が施されているため、費用対効果は高いでしょう。
しかし、1か月あたり約7,000~10,000(+税)程度掛かるため、ご家庭によっては「高い」と感じてしまう場合もあるかもしれません。
ただし、一般的な個別指導塾の1/3~1/6程度の料金でしょうから、お得ではあると言えます。
3.問題数は少なめ
すららは学習に苦手意識があるお子様に重点を置いているため、問題数は少ないと言えるでしょう。
演習量が物足りないと感じた場合は、市販の問題集などで補ってあげる必要があるかもしれません。
お子さんがいる家庭では、常に出てくる話題は、習い事どうする?ではないでしょうか。 勉強やスポーツ。学校以外の場所で、お子さんの力を伸ばしてあげたいという気持ちは強いでしょう。 しかし、発達障害の子にとって、習い事の選択は難しい場合があります。 周りの子と上手に関わるのが苦手で、ト…
難易度は易しめ
3.にも述べましたが、すららは学習に苦手意識があるお子様に重点を置いているため、問題の難易度は基礎中心の易しいものがほとんどです。
そのため、お子様によっては難易度に物足りなさを感じてしまう場合もあるかもしれません。
すららの口コミ・評判はどう?
次にすららの評判・口コミを解説していきます。
公平性を保つために、良い口コミと悪い口コミを紹介していきます。
良い口コミ・評判
「復習もしやすくて算数の成績が一気に上がった!」
1年程、すららを使っています。
あれだけ苦手意識のあった算数が今では一番得意な教科に変わっています。
それもすららの「さかのぼり学習」ができることが効果的でした。
最近は算数だけではなく中学校の数学にも挑戦していて「先取り学習」もうまくいっています。
(小学6年生保護者)
「不登校の子でも楽しみながらできました!」
勉強が苦手で去年からあまり学校に行かなくなってしまいました。
ただ、すららをお試しに始めてからは、少しずつですが勉強をする習慣が身についてきました。
子供に合ったカリキュラムで易しい難易度から徐々に始めていてたのが良かったと感じています。
キャラクターが多く入って使いやすい教材です。
以前はZ会や進研ゼミと通信教育を色々試しましたが、我が家にはすららが一番合っています。
(小6保護者)
「料金が安く継続しやすい!」
すららを2年ほど使っています。最近は教科も増えてありがたいです。
一番うれしいのは料金が安いことです。
今までは学習塾に通っていたのですが、月2万近くかかっていました。
また、塾までの送り迎えも大変でした。
すららの場合、オンラインで自宅で勉強できるのでコロナ禍の状況でも安心です。(中1保護者)
「家庭学習ができるのが安心でいい」
新型コロナウイルスの影響で学習塾を退会しました。
何か家で勉強できる教材を探していた時にすららをしり、試してみたところ非常に子どもに合っていました!
先取りも、復習もできる無学年生は我が家にはピッタリです。(中1保護者)
悪い口コミ・評判
「難易度が少し優しすぎかも」
すららを1年ほど使っています。基本的には問題ないのですか少し難易度が優しい気がしています。
慣れてくるとレベルが低い気もするので、まず学習習慣をつけたい子にはお勧めできます。
難易度を上げたい場合には他のドリルや教材と併用するのがいいのかなと感じました。
「デザインやUIに使いづらさがある」
デザインが少し古い感じが印象としてあります。
以前使っていたスマイルゼミは最新のデザインという印象でしたがそれと比較するとちょっと劣っているかもしれません。
デザイン以外は満足しています。
またタブレットだと使いにくさもあるのでパソコンを使って利用するのがおすすめです。(中1保護者)
これらの口コミも参考にお子さんに合うか確認してみてください!
まとめ:すららはこれから勉強に力を入れたい子におすすめ
すららのメリット・デメリット・口コミを解説してきました。
改めて、すららのメリットは
・無学年生で復習・先取り学習がしやすい
・キャラクター対話式で飽きずに勉強できる
・勉強嫌い/不登校/発達障害/帰国子女向けでもある
・すららコーチのサポートで成績が上がりやすい
など多くの効果があります。
一方で、
・難易度が優しめ
・デザインが古い?
などの声もあります。
そこで、子供の習い事図鑑としては、すららは「勉強をこれから始める子、力を入れる子」におすすめします。
最初の学習習慣を身につける教材としてはピッタリです。
反対に既に勉強がある程度できる子は、Z会や進研ゼミなどが良いでしょう。
今まで勉強きらいだったけど、頑張って少しずつ取り組んで欲しいという家庭ではぜひ試してみてください!